fuekinori's profileCAT HAWAII ~ネコの楽園~BlogLists Tools Help

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    伊織を狙う、 お嬢さま

    6/11「危険な計画」
     ついに南京錠の部屋へ忍び込んだ紀保は、そこでみのりと伊織をつなぐ手がかりを見つけた。はやる気持ちを抑えながら紀保は、夕顔荘に潜入して以来初めて、龍一に面会に行く。ところが、龍一は婚約を解消しようと口にする。伊織への疑惑を深める紀保は、みのりの子どもの父親が本当に龍一かどうかも確かめたいと杏子に打ち明ける。陰で龍一と紀保の別れを画策していた杏子は、龍一の犯行だけでなく、みのりを妊娠させたことすら認めたくない紀保の愛を思い知ると、紀保に協力すると言い出す。鑑定のためには伊織のDNAを採取できる血液や髪の毛などが必要だった。紀保は涼しげなワンピースを身に纏うと、酒とグラスを手に、伊織の部屋を訪ねる。伊織の隙を作り、DNA鑑定のサンプルを手に入れようとする紀保だった。一方、羽村が紀保の行動を知ろうと杏子を詰問する。
     

    第9話 「危険な計画」  6月11日(木)放送

     紀保ははやる気持ちで龍一と面会。みのりの部屋で見つけた伊織の銀細工の指輪の写真を見せる。龍一はそれがみのりのものと思い出す。やはり二人は関係があると一人合点の紀保。一方、龍一は紀保が何をしているのかさっぱり分からない。突然ヨーロッパから帰ってきているし、髪は短くなってしまっていて、何か探偵まがいで納得している。あなたは無実だと言う紀保。龍一はそれは裁判で証明するつもりだが、問題は何年も続く裁判の不安で別れたいと手紙に書いた紀保の気持ちである。覚悟を決め、「結婚はなかったことにしよう」と告げる龍一。紀保は驚いて言葉を失う。思い当たるのは結婚に反対する父の影。けれども龍一は紀保を縛りつけたくないだけだと。龍一の優しさだと思える紀保は、結婚式で誓った心は変わっていないと伝える。龍一を求めて間仕切りに手を当てる紀保。龍一も手を合わせる。板越しに温もりが切なく伝わるが、時間が来てしまう。
     その頃、伊織は耕三から他の工場を紹介される。工作所の経営は逼迫していて、フキとの結婚も望んでいないと知った伊織を自分への恩で縛りつけるのは忍びない耕三。だが伊織はどこへも移る気はない。伊織の答えに安堵するフキを感じながら、夕顔荘へ戻った伊織。ふと違和感を覚え、壁のペンダントを裏返す。紀保が南京錠の鍵を張り替えたペンダントである。
     アトリエに出た紀保は杏子に指輪の顛末を報告すると、DNA鑑定をやり直したいと相談する。鑑定が100%でない以上、みのりの子供が伊織の子供の可能性だってある。馬鹿げていてもあらゆる可能性を試したい紀保。紀保の女心と愛の強さを思い知り、龍一を奪おうとしている杏子は顔を曇らせる。ふと考えた杏子は協力すると答え、鑑定のためには伊織の血液か唾液か髪の毛か、サンプルが必要だと教える。思惑を秘めた杏子に気づかず、紀保はその通りだと思案する。不意に扉が開くと、羽村だった。
     ヨーロッパから戻ったとシラを切る紀保。ところが羽村は、自分から逃げる君の嘘に付き合い、十分待ったという。いい加減に別れを決心しなさいと。紀保は父が自分の名誉を守りたいのだと反発。一方で、夫婦には悪いときもある、それが早く来ただけ、もう少し見守ってほしいと懇願し、飛び出していく。
     残された羽村は杏子に向き直る。知っていることを話して欲しい、君もアトリエを存続させたいだろうと。杏子は言葉を失う。
     酒を買い下町へ戻った紀保。夜になるとシャワーを浴び、涼しげなワンピースを纏う。思い出すのは「なかったことにしよう」と言った龍一。なかったことになんかできない。紀保は決意すると、伊織の部屋をノックする。血液か、唾液か、髪の毛か。
     女らしく装い、酔わせて隙を作りたい紀保。日頃の礼だと乾杯すると、伊織も飲み始める。銀細工にかこつけて伊織の手に触れてみると絆創膏がある。なるべく自然に振る舞い、絆創膏を取り替えようとした瞬間、手首を掴まれ、床に組み敷かれる。どうせこのつもりで来たんだろうと伊織。紀保は驚くが、覚悟を決め、唇を受けようとする。その隙に伊織の頭に手を伸ばし、髪の毛を抜こうとする紀保。唇が間近に迫ったその時、伊織が言う。「大事な婚約者がいるんだろう、羽村紀保さん」。紀保は伊織が恋人を殺され、龍一と自分を憎んでいることをようやく思い知る。

    フキにセリ。 ニセ手紙?

    6/10「愛のために犯す罪」
     「アトリエK」に出向いた紀保は杏子の助力で、伊織の部屋に忍び込む手筈を整える。危険を冒し、犯罪まがいのことをしようとする紀保を杏子は心配する。紀保は、龍一のためならどんな罪でも背負う覚悟だという。紀保はまた、伊織の部屋の合鍵を作るために利用したセリをアトリエの専属モデルにするように杏子に託す。事情を知らぬ杏子は憮然とするが、しぶしぶ承知する。夕顔荘へ戻った紀保は、伊織の留守を狙い、合鍵を使って伊織の部屋へ忍び込もうとする。そんな紀保を捕まえ、伊織が俺に興味があるから俺のことを聞き回っているのかという。紀保の顎に手をかけ、「何なら相手してやろうか」と。その頃、拘置所では龍一が、紀保の手紙を読み、愕然としていた。杏子から渡されたその手紙には、龍一との別れを悩む紀保の想いが切々と綴られていた…。
     

    第8話 「愛のために犯す罪」  6月10日(水)放送

     合鍵で伊織の部屋に忍び込み、南京錠の鍵を盗むつもりの紀保。杏子はさすがに犯罪だと止める。すると紀保は無実の龍一を助けるためならどんな罪でも背負う覚悟はできていると答える。
     次いで紀保はセリを呼ぶと専属モデルにすると杏子に指示する。なぜ前にミスを犯したモデルを雇うのか分からない杏子。紀保に逆らえず渋々承諾するが、紀保を味方につけたセリは余裕の表情、二人はハナから紀保に隠れて視線を飛ばし合う。一方の紀保は用事を済ませると、帽子にサングラスの妙な変装で、縫製スタッフに訝られながら逸る気持ちで下町に向かう。
     浮舟に戻った紀保は、紅夏と一緒に和美にもらった夕顔の種をプランターに蒔く。その最中も窺うのは伊織の様子。やがて工場に入り、フキにセリから預かった手紙を渡す。偶然セリに会って頼まれたというのは嘘だが、紀保は律儀で、手紙には友達の店で働くことになったから心配しないで欲しいと書いてある。とりあえず安心するフキ。すると伊織が急ぎの仕事で忙しくなる。チャンスだった。
     夕顔荘へ急ぐ。人の気配を確かめ、緊張の面持ちで合鍵を伊織の部屋の鍵穴に差し込む。果たして、鍵はカチャリと回った。ついに他人の部屋に入ってしまう紀保。中から鍵を閉めると部屋中、探し回る。ところが南京錠の鍵は見つからない。諦めかけた頃、ふと赤いスクラップブックが目に留まる。手を伸ばそうとして、不意に閃く。壁には伊織の作ったペンダント。裏返すと小さな鍵がテープで貼り付けられていた。
     急いで秘密の部屋に行き、南京錠を用意してきたダミーと付け替える。すぐさま伊織の部屋へ帰って鍵を元に戻す。ところがその時、足音がする。伊織だった。伊織が扉に鍵を差し込む。凍り付く紀保。扉が開かれる瞬間、雄介が伊織を呼ぶ声。火災警報器を取りつけてほしいと伊織は台所に呼ばれていく。
     伊織が紀保の部屋の火災報知器を取りつけてくれることに。作業を手伝いながら、好きな人はいないのかと聞いてみる紀保。すると伊織は、あんたはどうなんだと聞き返す。上司と不倫したばかりで恋なんてと前についた嘘を繰り返すと、伊織が突然、俺に興味があるんだとばかり思ってたという。寂しいんだろと顎に手をかける伊織。戸惑う紀保が、馬鹿にしないでと背を向けた瞬間、フキが顔を覗かせる。
     廊下へ出た伊織はフキの傷ついた様子にマズかったかと顔を曇らせる。
     フキは紀保に手紙を託したセリの様子を聞きたいのだった。セリの真剣な思いを知る紀保は、他人の心配ばかりでなく自分のことも考えるように薦めるが、フキは気楽な一人暮らしの紀保とは違うとつっかかってしまう。フキの恋心が分かる紀保は、近所同士、話し相手になりたいと励ます。
     その頃、杏子は一通の手紙を燃やしていた。それは紀保が杏子に託した龍一への手紙だった。一方、拘置所の龍一は杏子に渡された紀保の手紙を読み返していた。無実を信じているけれど、何年も続く裁判を思うと不安になる、いっそ別れた方が...。ワープロで打たれた冷たい手紙に、龍一は打ちのめされていた。
     その夜、紀保は龍一に力を貸して欲しいと祈っていた。南京錠を開けると秘密の部屋へ入った。見つけたのはシルバーの指輪。懐中電灯にかざした指輪には太陽が彫られている。それは伊織の銀細工と同じ細工だった。

    冒頭登場は伏線☆バカモデル^^;

    6/9「合鍵」
     伊織から秘密の部屋の南京錠の鍵を盗み出すため、粘土を使って伊織の部屋の合鍵を作る方法を思いついた紀保だったが、「諏訪杏子」と名乗る紀保の正体を知っている人間が出てきてしまう。それはフキの妹、セリだった。部屋へ押し掛けてきたセリを見つめる紀保はようやくセリが、かつて自分がクビを切ったモデルだったことを思い出す。紀保はシラを切り通すが、セリは秘密にするからと脅し文句。紀保の目的を知らないながらも、紀保をゆすろうと部屋に居座る。自分が羽村紀保だと認めないまま、フキの知人としてセリを部屋に泊めてしまった紀保。一方、セリは伊織とみのりの関係を知っていると話す。ところが翌日、セリがいなくなったと騒動になる。部屋にセリを抱え込んでしまった紀保は窮地に立たされる。
     
     

    第7話 「合鍵」  6月9日(火)放送

     紀保の正体を知っていたセリ。セリは紀保が龍一と式を挙げる直前、「アトリエK」の撮影現場で契約違反を理由に解雇したあのモデルだった。ようやく思い出す紀保。セリは調子に乗って、秘密にするからと脅し文句で紀保をゆすろうとする。紀保は動揺を隠し、勘違いだと押し切る。
     翌朝、紀保は台所で伊織に、何が知りたいと突っ込まれる。紀保の正体を知って泳がせている伊織は、雄介から紀保が伊織の情報を探ったことも聞いていた。伊織の思惑を知らない紀保は伊織の相手も適当に、素知らぬ顔で二階へ上がる。
     実は部屋には追い出しきれなかったセリがいた。紀保が用意した一人分の朝食を平然と食べるのが腹立たしい。おまけにセリは紀保を紀保だと決めつけ、婚約者を逮捕された紀保が夕顔荘にいる事情を分かったような顔で、事件のことを思いつくまましゃべりまくる。ところがそのなかで、みのりと伊織の痴話喧嘩も目撃したという。紀保は関心を抱くが、適当に話しているだけのセリは役にも立たず、ただ紀保の正体を秘密にするから自分の力になってくれとねだるだけ。呆れる紀保は、自分は杏子だと押し通す。
     浮舟で働きながらもセリの処置に頭の痛い紀保。ところがそこへフキが訪れる。フキは飛び出していったセリの行方を必死に探し回っていた。紀保はフキを追いかける。
     川べりでフキを見つけた紀保。セリを自分の部屋に泊めたと正直に打ち明ける。フキは安心して喜ぶものの、セリが姉の自分でなく紀保を頼ったのは、自分がつまらない女だからだと寂しく笑う。
     その頃、当のセリは紀保が紀保である証拠を探して部屋を物色していた。裁縫箱と高価な婚約指輪を見つけ、にんまり微笑むセリ。ついで、好き放題に夕顔荘で羽を伸ばしているところを伊織に見つけられる。朝食を部屋まで運んだ紀保のことを思い出した伊織である。
     耕三に謝るよう諭す伊織と、もう子供じゃないとむくれるセリ。そこへフキと紀保が帰る。フキはセリを連れ帰ろうとするが、出来のいい姉として振る舞うフキにセリは強く反発する。自分だけが家の犠牲って顔をしていい子になっているのが我慢ならないと。町工場の跡取り娘としての責任を生きるフキの姿を見る紀保。ところがセリは止まらなくなり、やりたいことをやればいい、本当は伊織に押し倒されたいくせにと言い放つ。思わずセリの頬を打つフキ。驚く紀保の前でセリは二階へ駆け上がる。
     セリは紀保に姉と比べられてうんざりなのだと訴える。だから紀保の力を借りて夢を掴みたいというセリに、なおも紀保だと認めない紀保。するとセリは盗んだ婚約指輪をかざし、ならこれを金に変えるという。セリの幼さと甘えに思うところのある紀保は覚悟を決めてセリを見据え、本当に夢を掴みたいのかと問う。もちろんだと答えるセリ。紀保は羽村紀保の顔で凛とセリの手から指輪を取り上げる。
     一方、フキは伊織に、母が死んだ時に家も工場も自分が守ると誓った、そのためなら結婚しなくてもいいと思っていると伝える。セリや耕三に何を言われても気にしないでくれというフキ。伊織はフキとの結婚を耕三に断ったことを、フキが知っていたのだと気づき、胸を痛める。
     数日後、アトリエに出た紀保は杏子から、夕顔荘の一階の部屋と同型の南京錠を受け取る。一方、紀保の手には、セリの協力で粘土で型取りした、伊織の部屋の合鍵があった。

    杏子の正体

    6/8「危ない橋」
     婚約者・龍一の無実を証明するため別人に成りすまして夕顔荘に潜入した紀保は、ついに南京錠のかけられた部屋へ入る人物を発見。それは伊織だった。ところが伊織は紀保の正体に気づいていた。紀保の記事を整理したスクラップブックを手に、伊織は「何ができる」と冷たく笑う。伊織に正体を知られていることに気づかないまま、紀保は伊織が真犯人と目星をつけ、伊織の情報を集めだす。そんななか、紀保は杏子に拘置所の龍一へ手紙を託ける。龍一と面会した杏子は、紀保と別れるべきか悩む龍一に、二人が破局したら嬉しいという。下町ではフキの妹・セリが、ぶらりと工作所へ帰ってきて、父親の耕三と激しい喧嘩になる。その様子に驚く紀保を蔦子が「お嬢さんみたい」と指摘。紀保は反発とともに警戒心をおぼえる。その夜、紀保の部屋を訪ねてきたのは・B
     

    第6話 「危ない橋」  6月8日(月)放送

     伊織が南京錠の部屋へ入るのを目撃し、紀保は気を許しかけた伊織が犯人かも知れないとおののく。一方、みのりの部屋へ入った伊織はスクラップブックの紀保の記事を見つめていた。やがて憎悪に燃える目を上げると、「苦労知らずのお嬢様に何ができる」と冷たく笑う。
     翌朝、正体がバレているとも知らない紀保は伊織を捕まえ、物置を使いたいととぼけて、南京錠の鍵を知らないかと探りを入れる。伊織は答えない。紀保は伊織が怪しいとますます疑惑を深める。そんな紀保を伊織は不快に見ている。
     その日、紀保はアトリエに出勤すると、紀保にしか出来ない仮縫いをこなす。伊織が怪しいと息巻く紀保。話を聞いた杏子はバレたら心配だと潜入をやめるよう頼む。被害者を妊娠させた龍一のためになぜそこまでするのかと。だが紀保は、うまくやるから大丈夫だと聞き入れない。杏子は説得を諦め、二重生活を送る紀保にせめてと紀保の好きなマカロンを差し入れる。紀保は龍一が戻るまではと願掛けでマカロンを断る。明るく振る舞う紀保の健気な思いに気づき、言葉の出ない杏子。紀保はそんな杏子に、拘置所の龍一に手紙を届けてほしいと頼む。
     工作所で働く伊織は耕三からフキと一緒になる気はないかと言われる。職人仲間でコンピューターをしのぐ指先と評判の伊織が自慢の耕三である。「まだ家庭を持つ気には」と断る伊織。陰で聞いてしまったフキは肩を落とす。
     一方、下町へ戻った紀保は浮舟に出勤すると雄介に近づき、伊織の情報収集。伊織はもとはこの町の人間ではなかった。大会社に勤めたものの上司とソリが合わず辞め、7年前に柴山工作所にやってきたのだという。上司とソリが合わない伊織が実に納得の紀保である。だが恋人はいるのかと聞くと、雄介は警戒して自分が伊織の恋人だと冗談。
     紅夏にせがまれ、夕顔荘で粘土遊びをすることに。今度パパと遊びにいくと言う紅夏にふと両親のことを尋ねる紀保。なぜか不意に伊織が割り込んできて、あの子の前で親の話をするなと怒られる。妙に怒られて余計気になる紀保。紀保の無神経さに苛立つ伊織。顔を寄せて小声で言い合うところへフキが伊織を呼びに飛び込んでくる。
     工作所の前の広場に駆けつけると、耕三が次女のセリと盛大な親子喧嘩。容赦なく娘を引っ叩く耕三。近所の火事騒ぎでようやく喧嘩は終わる。
     セリはフキの妹、耕三と喧嘩して家出していたのだと蔦子が教えてくれる。それにしても人前で殴るなんてとショックの紀保。すると蔦子は、人前だから歯止めが利いていいんだといい、紀保を誰とも本気でぶつかったことがない幸せなお嬢さんに見えるという。紀保は反発とともに、警戒心を覚える。
     一方、龍一のもとへ杏子が面会に来ていた。羽村から婚約破棄を求められて悩む龍一は、杏子に結婚について紀保の本心を聞いてないかと尋ねる。杏子はためらうが、何も聞いてないと答え、続けて、二人が結婚を解消したら私はうれしいかもとつぶやく。驚く龍一。杏子は慌てると、ヨーロッパから届いた紀保の手紙を渡しにきたと告げて席を立つ。面会室を出て切なく吐息する杏子。杏子に戸惑う龍一。
     夕顔荘へ戻った紀保は紅夏の粘土を片付けようとして閃く。粘土で型を取って合鍵を作れれば南京錠の部屋に入れるかも知れない。部屋へ戻って自分の鍵で実験する紀保。その最中、ドアがノックされる。立っていたのはセリ。何の用かと思った瞬間、セリが言った。「あなた、ドレスデザイナーのハムラキホでしょ」

    アニメ技

    2009/06/05 午後 11:17 放送予定
    驚きの調査結果に局長感激!
    【内容】
    依頼は、竹山隆範探偵が調査した『指を使わず電話をかける!?』、松村邦洋探偵の『娘はどこに寄っている?』、長原成樹探偵の『父が写った写真!?』の3つ。
    1.『指を使わず電話をかける!?』竹山 隆範探偵
    大阪府の女性(20)から。劇場版の「名探偵コナン」のワンシーンに、公衆電話の受話器さえ上がっていれば、“ピッポッパッ”とボタンを押さなくても、自分の声でボタンを押すときの音をきちんと発声したら、電話が通じるというものがあった。本当に出来るのか、気になるので調べて欲しいというもの。
    2.『娘はどこに寄っている?』松村 邦洋探偵
    大阪府の女性(35)から。4人の子どもを持つ母だが、5歳の三女は大阪のおばちゃん丸出しの性格。街で平気で知らない人に話しかけ、その方が返事をしたら最後、どこまでも付きまとう。よく言えば社交的、悪く言えば図々しい子どもだ。保育園が休みの日は、必ず朝10時ごろに家を出て、お昼ご飯を食べる以外は、一日中外出している。出かけるときは手ぶらだが、帰ってくるときは、お菓子をもらったり、口の周りにソースの跡があったりする。そこで、彼女のあとをつけて、行きつけの方たちの家を確かめて欲しい。これまでのお礼をして、失礼なことをしていないか、確かめたいというもの。
    3.『父が写った写真!?』長原 成樹探偵
    愛知県の主婦(44)から。2年前、新聞で紹介していた写真展の出展作品の中に、父らしき人が写っているのを見つけた。それは浅草の風景を写したもので、その人物の背格好が父によく似ていて、顔は印刷物のためはっきりしないが、やはり似ていた。父は浅草が好きでよく行っていたので、可能性があると思う。東京に住む両親に新聞を見せると、父は「ワシかもしれん」と言ったが、母は違うと否定的だった。その後新聞を無くして忘れていたが、今年の2月に父が亡くなり、ふとそのことを思い出した。そこで、その写真を撮った方を探して欲しい。実物の写真を見て、もしそれが父だとわかったら、その写真をもらいたい、というもの。

    秘密裡の 婚約解消

    6/5「隠された素性」
     夕顔荘の閉ざされた部屋に入るために、扉の南京錠を写真に撮っているところを伊織に見咎められた紀保は、 咄嗟に作り話の芝居を打って、伊織の追求をかわす。伊織の疑いを聞いた杏子は紀保に捜査をやめるよう説得するが、紀保はうまく誤摩化したと自信を見せる。龍一の裁判を待つ余裕はないと考える紀保の心配どおり、龍一のもとには羽村が紀保に内密で面会に訪れて いた。婚約解消を目論む羽村の申し出に龍一は愕然とする。下町へ戻った紀保は捜査を進めるために店で働かせて欲しいと蔦子に頼み、了承される。紀保は万事、順調に ことを運んでいると考えていたが、紀保を雇った蔦子にはある思惑があった。そしてその夜、紀保は南京錠の部屋を張り込んでいて、自分のうかつさを思い知る。
     

    第5話 「隠された素性」  6月5日(金)放送

     南京錠を携帯で撮っているのを伊織に見つかり、ここへ何しに来たと詰問された紀保。紀保は覚悟を決めると、失業は上司との不倫でクビになったからで、腹いせに嫌がらせの電話をかけていたのだと作り話でごまかす。
     杏子は正体がばれかかったと聞くと、もうやめてほしいと懇願する。だが紀保はそんな気になれない。南京錠の部屋の前に佇む柏木を見つけたところだし、自分を詰問した伊織も、事件を自分に隠す近所の人も怪しいと思えるのである。紀保はなんとか南京錠を開けて、あの部屋に入りたいと執念を燃やす。このままでは龍一との結婚はなかったことになってしまう。
     その頃、紀保の危惧は現実となっていて、娘に姿を消された羽村が龍一に面会していた。裁判で真実が明らかになると訴える龍一に、羽村は婚約の解消を求める。龍一の無実は国の正義に委ねるとして、自分の正義は娘の幸せを守ることだと。拘置所の龍一に助力を惜しまない羽村は無実を信じていない訳ではなく、事件に関わった龍一が結婚相手に相応しくないというのだった。伯父の解雇を人質にする羽村に、龍一は愕然とする。
     下町へ戻った紀保は、蔦子から裁縫の腕を褒められ、浮舟で働くことを思いつく。住民が集う浮舟は情報収集にうってつけだ。戸惑った蔦子も店の忙しい時だけと承諾してくれる。早速、働く紀保。ところがお嬢様育ちで慣れない仕事にてんてこ舞いする。
     疲れきって夕顔荘に戻ると夕食を作る気も起きない。カップメンを用意していると伊織が帰ってくる。伊織から柏木のことを聞きだそうとするが、カップメンを笑われてムキになってしまい、失敗する。
     引きこもる柏木とは話もできない。考えた紀保は風呂上がりを待ち伏せ。偶然を装って脱衣所で声をかけるが、柏木は一目散に部屋へ逃げてしまう。仕方なく自分も風呂に入ろうとするが、ふと思い出すのは勝手に湯を抜くなとガミガミ怒鳴った伊織の顔。さりとて柏木の湯にも入れず、素直な紀保は薬缶で湯を沸かし、部屋で身体を拭うのだった。
     張り切って浮舟で働き続けた数日後、素直な紀保に嬉しいことが。風呂にシャワーがついていた。伊織に違いなかった。
     紀保が部屋を訪ねると、伊織は何か工作をしている。見るとシルバーアクセサリーの細工だった。紀保は思わず手に取り、素敵な細工に感嘆する。それは意外なように見えて、繊細な指先を持つ伊織らしい作品だった。小遣い稼ぎだと面倒に答える伊織にシャワーの礼を伝えて部屋を出る。無礼で嫌な奴だと思っていた伊織が実はいい男かもしれないと気づき、紀保はうまく行き始めた夕顔荘での暮らしに心が軽くなっていた。
     ところがその頃、浮舟では蔦子と酒を酌み交わす加賀が、転がり込んできた「杏子」に用心した方がいいと話していた。すると蔦子はだから狙いを探るために雇ったのだと。
     うまく行っていると思い込んだまま、紀保は柏木を張り込み、ついに夜更け、一階に下りるのを見つける。息を潜め、後を追うが、柏木はトイレから出ると二階へ上がってしまう。がっかりしたその直後、人の気配があり、南京錠の部屋の前に立ったのは伊織だった。伊織は部屋へ入っていく。紀保は自分の部屋へ駆け戻ると、いい人だと思った伊織が犯人かと思い込み、震える。
     一方、伊織はみのりの部屋で、抱えていた赤いスクラップブックを開く。そこには婚約中に取材を受けた髪の長い紀保が龍一と笑顔で並んでいる。伊織は「杏子」が容疑者の恋人、紀保であることに気づいていた。伊織の目は憎悪に燃えていて。

    職人「同志。」

    6/4「指先の交流」
     伊織と朝食をとる紀保にショックを受けたのは、夕顔荘に隣接する町工場の娘、フキだった。紀保はみのり殺しの 事件の真相を探るため、フキのもとに引っ越しの挨拶に出向き、伊織が精緻な腕を持つネジ作りの職人だと知る。 さらに事件のことを尋ねるが、フキは話題をそらしてしまう。紀保は近所の住人が集う蔦子の店へも挨拶にいく。ところがここでも皆は事件の話を避けていた。その日、紀保は蔦子の客の喪服のリフォームを引き受ける。古いミシンの修理に呼ばれたのは伊織だった。紀保 に不審を抱く伊織だったが、黙ってミシンを修理する。一方、紀保は無愛想な伊織を不愉快に思っていたが、互いの仕事に職人同士、通い合うものがあるのを知る。翌朝、紀保は事件のあった南京錠の部屋の前に怪しい人影を目撃する…。

    第4話 「指先の交流」  6月4日(木)放送

     紀保はわざと伊織の納豆に手を出すが、初めての納豆は糸を引き、伊織の鼻先で口に入れる羽目に。そこへ、みのりがいなくなり、思い切っておかずを差し入れに来たフキ。二人で朝食を取っていることに驚くフキの前で、伊織は共同生活のルールを守って干渉しないでくれと言い放ち、紀保を迷惑扱いする。
     情報を得たい紀保は引越しの挨拶にまずフキの家、柴山工作所を訪れ、伊織がそこの旋盤工だと知る。柴山工作所は定評あるネジ作りの町工場。フキは紀保と同じく母を亡くしており、母の死を契機に信用金庫を辞めて父を手伝っている。その父も持病を抱え、沢山いた職人も今は7年前から働く伊織だけなのだという。
     紀保はみのりのことを聞きだそうとする。ところが夕顔荘に住み始めた紀保が解せないフキは警戒して話をはぐらかす。紀保の心に残ったのは伊織を見つめるフキの眼差しだけだった。
     次に訪れた浮舟は蔦子の店。蔦子が着物からリフォームした洋服や小物を扱う店内に喫茶を併設、住人のたまり場になっている。今日もおしゃべりの和美がいて、蔦子が元は深川の売れっ子芸者だと教えてくれる。当の和美は不動産屋で雄介の母だと分かる。そんななか、和美がつい夕顔荘で事件があったと口走る。紀保はとぼけて聞こうとするが、誤摩化されてしまう。そこへ診療所の医師、加賀が蔦子の姪の紅夏を連れてくる。加賀は紀保の顔を見るなり「何だか似ているね」と口にする。紀保が続きを聞こうとするが、先生の女の気を引く手口だと蔦子に笑われる。
     そこへ主婦の良枝が駆け込んでくる。急な葬儀に喪服のサイズが合わない良枝だが、蔦子は別の仕事で受けられない。困り果てる良枝の話を聞いていた紀保は、思わずミシンがあれば自分がやると申し出る。
     紀保の部屋に運ばれた和美のミシンは古い足踏み式で壊れていた。すると加賀が雄介を使いに出し、修理にきたのは伊織だった。
     相変わらず無愛想な伊織。紀保ももう愛想を見せる気はさらさらないが、伊織は手際よく修理を始める。そんな伊織に文句がつけられない紀保。やがて修理が終わる。だが試し縫いをすると上糸がきつく、機械の調整がうまくいっていない。紀保は構わず伊織に注文を出す。すると伊織はやり直す。さらに注文する紀保と、腹を立てるかわりに躍起になって直す伊織。ようやく納得するミシンが出来上がり、紀保が満足の笑みをこぼすと、伊織もつい笑みを浮かべる。
     伊織は、紀保の意外な一面に「あんたも変わってるな。たかが縫い目が0.何ミリ」にと思わず口にする。すると紀保は0.何ミリにこだわるのは伊織と同じだと当たり前に答える。職人気質が通じていて、意外にも互いの印象が変わっていた。部屋を出る伊織は相変わらず無愛想だったが、工場で徹夜するから困ったら呼べばいいと言いおいていく。
     明け方、紀保は縫い物を終える。久しぶりに心地よい疲れで風呂を浴び、廊下へ出ると、南京錠の部屋の前に人影が。身を固くする紀保に気づくと人影は二階へ駆け上がる。そこへ徹夜明けの伊織がくる。伊織の話で、それが初めて見る二階のひきこもり理工学博士、柏木誠だとわかる。柏木に思いを捕われていると怒声が。紀保が風呂の湯を抜いたのを怒る伊織だった。何を言われても自分の入った湯に知らない男が入るなんて耐えられない紀保である。
     翌朝、紀保は人目を盗んで南京錠を携帯で撮影する。不意に鋭い声が響き、伊織が険しい顔で立っていた。

    納豆を食べよう・∀・

    6/3「秘密の生活」
    殺人容疑で逮捕された龍一の無実を証明しようとする紀保の、事件のあった下町での暮らしが始まる。「諏訪杏子」と名前を変え、無事に潜入したつもりの紀保だったが、お嬢様育ちにはなれない暮らしで目立つ存 在になっており、近所の住人たちには関心を抱かれてしまう。そんななか、「アトリエK」の杏子のもとに、夕顔荘を管理する不動産屋の息子・雄介から電話が入る。新しく越し てきた「諏訪杏子」の身元を確かめたいという雄介の傍らには、紀保の素性を疑う事件の第一発見者、伊織の姿 があった。夕顔荘の最初の夜、紀保は龍一を想いながら寝苦しい時を過ごす。そんな紀保の様子を、そっと窺う人影が…。翌朝、紀保は朝食の席で伊織を見つけ、事件の関係者と知らないまま、声をかける…。

    第3話 「秘密の生活」  6月3日(水)放送

     脱衣所で半裸で出くわした紀保と伊織。伊織は慌てて廊下へ出るが、南京錠のかかった部屋を見つめると、紀保に不審を抱く。一方、そんな伊織に気づかない紀保はひとり脱衣所で風呂場をのぞかれた怒りをぶちまけていた。
     同じ頃、浮舟では今日の引っ越しが噂に上っていた。土地柄、それはすぐ人の知るところとなる。蔦子が不動産屋の和美に尋ね、越した先が事件のあった夕顔荘だと驚き合う。来合わせた和美の息子、雄介は新しい住人を夕顔荘に案内した本人で、借り主に事件のことは話していないと胸を張る。そんな息子の宅建浪人を年中ぼやく和美の小言が始まり、いつもの親子喧嘩になってしまうが、蔦子は今どき流行らない貸室に妙なタイミングで越してきた人物を知りたがる。
     噂になっているとも知らず、紀保は部屋へ戻っても伊織に腹を立てていたが、そこへ杏子から電話が。アトリエにはドレスのキャンセルが相次いでいた。紀保は仕事の質ではなく事件のせいなら仕方ないと杏子を不安にさせないよう空元気を見せる。父には打ち合わせ通り誤摩化すよう念を押していると、電話の最中、羽村が来てしまう。
     紀保の姿が見えないという羽村に、レースの買い付けで海外に行ったと嘘をつく杏子。ところがそこへ「諏訪杏子」の身元を確かめたいと不動産屋から電話が。杏子は「諏訪杏子」の解雇は事業縮小のためで本人はいたって真面目だと必死に答え、聞かれた業務内容は羽村の手前、レースの生地だと切り抜ける。羽村が帰り、杏子はようやく冷や汗を拭う。だが廊下では羽村がすでに変調に気づいていた。
     一方、電話の主は雄介だったが、その隣には新しい住人を警戒する伊織がいた。雄介はレースと聞いてカーテン会社と早合点したまま、「杏子」は事件に群がるマスコミの人間じゃなかったと教える。伊織を安心させると川岸に並び、みのりを好きだったのは知っている、けれども忘れる努力をした方がいいと諭す雄介。そこへ買い物帰りのフキが通りかかる。フキは伊織と帰りたいが、雄介は伊織は用事と作り話で、フキを連れて行く。
     伊織が幼なじみの二人をどこか遠くに見送っていると、橋の上を紀保が通る。紀保も伊織に気づくが、伊織はなぜか紀保を睨んで立ち去る。紀保はそんな伊織をますます不愉快に思う。
     夕顔荘での初めての夜。一人になると龍一のことが思い出される紀保。海辺で二人、無邪気にラグビーボールを追いかけたのはほんの少し前のことだった。子供の頃、事故で両親を亡くして伯母夫婦に引き取られた龍一はどこか孤独を抱えた少年だった。それは母を失っていた紀保の知っている寂しさで、紀保はあの日、プロポーズしてくれた龍一の手を離すまいと心に誓ったのだった。人の死の痛みを知る龍一が殺人を犯すわけがない。けれども龍一はみのりを妊娠させた...。気づくと悪夢にうなされていた。台所で水を飲み、廊下へ出ると、南京錠のかかった部屋に忍び寄る。けれども錠はびくともしなかった。
     伊織が出てくると紀保が二階へ上がる物音がする。台所には洗いもしない使ったコップ。伊織は舌打ちする。
     翌朝、紀保は台所で朝食をとる伊織を見つけ、決心して快活に入っていく。ところが伊織は無愛想。情報を得たい紀保はなんとか接近しようと、わざと伊織が作った味噌汁をもらってみるが取りつく島もない。とうとう伊織の納豆に勝手に箸を出したところで、フキが朝食の差し入れにきて...。

    素性交換 みちるちゃんも男だったw

    6/2「無実の叫び」
     結婚式で逮捕された龍一の無実を願う紀保だが、被害者のみのりが龍一の子を妊娠していたと知らされ、愕然 とする。下町では警察から解放された伊織がみのりの恋人だったと噂される。伊織に想いを寄せるフキが気を揉むが、 伊織は黙して語らない。紀保の父・羽村が龍一と別れるよう紀保に命じる。紀保は拘置所の龍一に面会に行く。みのりと知り合ったいきさ つを打ち明けられ、その内容に衝撃を受けるが、龍一は同時に、絶対に殺していないという。龍一を信じた紀保は 、胸に誓った愛を貫く決心をし、龍一の無実を証明しようとある決意をする。「アトリエK」のスタッフ・諏訪杏子の前で紀保は長い髪をバサリと切ると、「私が諏訪杏子、あなたは羽村紀保」と 言い渡す。数日後、紀保は偽名を使って、下町を訪れる。

    第2話 「無実の叫び」  6月2日(火)放送

     龍一の逮捕を何かの間違いだと信じる紀保に、羽村は事件の詳細を教える。被害者の胎児はDNA鑑定で確かに龍一の子供であること、龍一は妊娠を理由に要求された金を渡していること。娘の幸せを願う羽村は、式は挙げたが入籍をしていない龍一との婚約を「なかったことにする」よう命じる。羽村の手にした新聞は、婚前に遊んだ女を邪魔になって殺したエリート弁護士を扇情的に報じていた。
     一方、下町の「浮舟」では近所の人々が噂話で盛り上がっていた。浮舟の女主人、染谷蔦子が犯人らしき人影を目撃したという。そして犯人と疑われた伊織に同情しながらも、殺されたみのりが伊織の恋人だったらしいと噂する。そこに伊織が顔を出す。慌てて誤摩化す一同に気づくが伊織は何も語らない。柴山工作所ではフキもまた伊織と事件の関わりが気になっている。だがフキは伊織に直接、聞くことができない。ただ事件前と変わらず仕事に精を出す伊織を嬉しく見つめる。
     紀保は龍一と面会する。間違いだと信じているという紀保に、龍一は罪を認めるつもりはないと告げる。そして龍一はみのりとの出会いを打ち明ける。出張先の大阪のホテルで突然、下着姿の女が匿って欲しいと飛び込んできた。ブランデーが欲しいと言われて酒を出すと女は泣き始め、やがて龍一を押し倒してきた。その後は記憶がなく、目覚めると腕時計とともにその女も消えていた。二ヶ月後、急に連絡があり、子供が出来たと言われ、金を渡した。
     龍一が語るそれは事実で、紀保はさすがにショックを受ける。龍一はそこまで話すと苦しそうに言った。でも自分は刑事に聞くまで彼女の名前すら知らなかった。殺された家だって知らない。「信じて欲しい、僕は誰も殺してはいない! 僕は無実なんだ!」助けを求める龍一は興奮し、係官に連れ出されていった。
     別荘のそばの海辺まで来た紀保は気がつくとまた涙を流していた。目ざといマスコミに追いかけられ、逃げるように別荘に辿り着くとたまらなくなり嗚咽した。泣き続け、不意に亡き母の言葉が甦ってきた。「何もせずにただ泣いているだけの女にはならないで」涙の視線の先には、幼い頃、母の直してくれた古い人形があった。
     アトリエに出ると杏子をクビにすると言い渡した。驚く杏子の前で長い髪をばっさりと切り落とすと、「明日からは私が諏訪杏子。あなたは羽村紀保としてアトリエを守って」そう告げた。
     数日後、「諏訪杏子」と名乗る紀保は事件のあった下宿屋に立っていた。「夕顔荘」と呼ばれるその下宿屋は、戦後、成金が愛人のために建てた家だという。不動産屋の説明を聞いていた紀保は、玄関すぐの部屋に南京錠が掛けられているのに気づく。事件のあった部屋の証拠だった。トイレ、風呂、台所も共同のボロアパートで、紀保に似合わないと戸惑う不動産屋に失業中だと告げると二階の部屋を借りることに決めた。
     すぐに夕顔荘に引っ越した。泣いていれば龍一との結婚はなかったことになる。自分自身に誓った愛を貫こう、龍一の無実を証明しようと決心していた。掃除を済ませ、荷物を片付けると風呂につかった。裸で脱衣所へ出ると、風呂に入ろうと半裸になった伊織と出くわした。

    出会い

    6/1(新)「悲劇の花嫁」
     紀保は大企業の社長令嬢でありながら、自らウエディングドレスのデザイナーとして小さなアトリエを営んでいる。 その顧問弁護士の龍一と結婚を控え、幸せな時間を過ごしていた。夜半に激しい雨となったその翌日、隅田川河畔の下町で若い女が遺体となって発見された。海の見える式場で紀保と龍一の結婚式が行われる。どんなときも龍一を愛し、ともに生きる、紀保が誓いを述べ たときのことだった。突然、刑事が乱入し、龍一が殺人容疑で逮捕されてしまう。訳の分からない紀保は、白いドレ スのまま、龍一の乗ったパトカーを追う。同じ頃、事件のあった下町では、容疑者まがいの事情聴取から解放された遺体の第一発見者、瀬田伊織が怒り と憎しみに震えていた。数日後、紀保は逮捕された龍一について思いも寄らない話を聞かされる。

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    第1話 「悲劇の花嫁」  6月1日(月)放送

     羽村紀保は大会社の社長令嬢でありながら、ウエディングドレスのデザイナー。この春から「アトリエK」という小さなオーダー専門店を営み、自らデザインし、縫製から経営まで何でもしている。
     紀保がデザイナーになったのは母の影響が大きい。母は手仕事が得意で、幼い紀保に人形を手作りしてくれた。その人形が壊れて泣くと、針と糸でたちまち直してくれて、こう言った。「泣いていても何も解決しないのよ。何もせずに泣いているだけの女にはならないで。約束よ」。それからまもなく、母は海で事故に遭い、死んでしまった。紀保は母との約束を守って悲しみを乗り越え、大人になると母のピンクッションを腕に巻いてデザイナーになった。
     夏の初めのある日、宣材写真の撮影が行われる。ところが採用したモデルが肌に水着の日焼けをつけてきてしまう。モデルはメイクで誤摩化そうとするが、紀保は契約違反だと解雇する。食い下がるモデルをよそにさっさと交替を手配する諏訪杏子。紀保が留学先で知り合った杏子はアトリエをともに開いたパートナーで、紀保のよき理解者である。無駄と知ったモデルは悪態をつきながら帰っていく。
     そこへ紀保の父、羽村高弘が現れる。羽村は苦労せずとも生きられる紀保が会社を営み、わざわざ苦労することに苦笑しているが、お転婆な娘を理解し、出資して支えてくれている。次いでアトリエの顧問弁護士で、婚約者でもある乾龍一もやってくる。公私共に紀保を支えると羽村に誓ってみせる龍一。満足そうに頷く羽村。紀保の人生はパートナーに恵まれ、この上なく充実していた。
     アトリエに戻った紀保を龍一がねぎらう。そんななか杏子が笑顔で席を外すが、廊下へ出ると寂しげな顔を見せる。一方、紀保と龍一は結婚式に胸を膨らませる。贈った腕時計を龍一がしてないことに気づく紀保。「宝物だから」と笑う龍一。龍一の差し入れてくれた色とりどりのマカロンを頬張る紀保は幸せに包まれていた。
     その夜、降り出した雨の中、隅田川河畔の下町の路地を傘も差さずに走る人影がある。薄暗い路地の奥の下宿屋の一室では、色とりどりのマカロンが散乱するなか、若い女が倒れていた。
     翌日、鑑識のフラッシュの前で身じろぎもせず立つ瀬田伊織。死んでいたのは吉川みのり。刑事は第一発見者の伊織を疑いの目で見つめ、警察へ連れていく。
     十日後、紀保と龍一は結婚式を迎えた。母を亡くした娘の幸せを誓ってきた羽村。涙ぐむ杏子。大勢の祝福に包まれて式が始まる。どんな時も龍一を愛し、ともに生きる。紀保は心から誓いの言葉を述べた。ところがその直後、刑事たちが乱入し、龍一が殺人容疑で逮捕される。戸惑う紀保に刑事が示したのは被害者・吉川みのりの部屋にあった腕時計、それは紀保が龍一に贈った時計だった。縋るように見ると、龍一はなぜか目をそらす。紀保はわけが分からず白いドレスのままパトカーを追うが、龍一の姿は消える。
     その頃、下町の下宿屋には疑いの晴れた伊織が戻ってくる。伊織の身を案じていた柴山フキが駆け寄る。フキに抱きつかれたまま、伊織は怒りと憎しみに震えていた。
     数日後、紀保は耳を疑う。被害者のお腹には龍一の子がいたという。

    風呂上りは、3割増!

    2009/05/29 午後 11:17 放送予定
    感動巨編に局長が号泣
    【内容】
    依頼は、竹山隆範探偵が調査した『風呂上りは男前?』、たむらけんじ探偵の『超人大集合!?』、松村邦洋探偵の『祖父にアルバムをくれた子供たち』の3つ。
    1.『風呂上りは男前?』竹山 隆範探偵
    北海道の女性(37)から。私の古くから仲がいい男友達が、最近意味不明なことを言う。それは「風呂に入ったら顔がかっこよくなる」ということ。彼の風呂上り直後の顔写真を、強制的に見せられたが、私には違いがわからない。本当に風呂上りの彼は、男前にバージョンアップしているのか、冷静な目で確認して欲しい。もし、彼が言っていることが本当なら、世の男性たちもお風呂に入るだけで男前になるのか、調べてくださいというもの。
    2.『超人大集合!?』たむらけんじ探偵
    「イカが好きで食べ続けているうちに、イカの能力を手に入れた」(奈良県・男子高校生)、「お尻で物を割る“割り芸”を編み出した。日本最強の割り芸を見てほしい」(熊本市・男性)、「腹話術を進化させた“新歌唱術”の開発に成功した。前代未聞の独創的、かつ特異な歌唱法を見てほしい」(京都市・男性)という、我こそは超人だという3つの依頼を調査する。
    3.『祖父にアルバムをくれた子供たち』松村 邦洋探偵
    兵庫県の男性(51)から。38年前、82歳で亡くなった祖父は、正義感が強く、厳格な人だった。そんな祖父の遺品の中から、祖父宛ての一冊の手作りアルバムと、いくつかの手紙を見つけた。それは、40年前の昭和45年、電車の中で出会った修学旅行中の小学生たちからのもので、祖父と文通をしていたらしい。父や叔父たちは文通のことを聞いていなかったため、詳しいことはわからない。当時80歳の老人と小学生が電車の中でどんな風に過ごしたのか。祖父が子どもたちにどんな手紙を書いたのか、どうしても知りたいので、当時の子どもたちを探して欲しいというもの。